もうこれはどんなに鳥肌が立とうが、書かねばならぬと、昨日から腹を括っていました。
実際の写真は載せません。いらすとやさんがすでにイラストにされているので途中イラスト入れます。(いらすとやさん、すご!)
載せなくて文章だけでも、もう本当に恐ろしい。
タイトルの通り、閲覧注意な虫の話をします。
だから、虫が苦手な人は読まないでください。
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これだけ前置きをしておけば、もう私は自由にかきますからね!
気合を入れます!
いやぁ、もう大変なんですよ!!!!バッタが!!!!!!!
私たちの周りにいる、あの緑のバッタじゃないバッタがアフリカ北東部で、大量に発生しています!!!!!!バッタによる被害を「蝗害」(こうがい)と呼ぶそうです。
つまり、漢字があるってことは、過去にもあったということなんですけどね。
今世紀初の「蝗害」の可能性と言われているそうです。古くは殷の時代から世界中であるらしい。なんだ、定期的の起こるやつやん?って思うかもしれませんが、そうなのかもしれないけど、とりあえず続きを読んでください。
と言いつつ・・・もう記事にするのやめたい・・・(そこを頑張るのが私!)
サバクトビバッタという5センチほどのバッタが、アフリカ北東部(ケニア・ソマリア・エチオピアなど)で大発生しています。大発生って、何匹だと思います?
やばいよ!言ってしまうよ!(ケニアの場合)
1千億匹から2千億匹
数字がもう意味がわからんのですよ。
思わず日本語もおかしくなるレベル・・・
そんな数のバッタが飛んでるって意味がわからない。想像絶する。。。
その2千億匹のサバクトビバッタが何をするかというと、穀物を食い荒らすのです。
そして人間は食べるものがなくなるのです。正確に言えば、食べるものがなくなったのです。
なので、FAO・国連食糧農業機関は非常事態宣言を発表しています。
もっと怖いことに、これから穀物を育てる時期になります。
そうなるとバッタがまた増えるらしい。
しかも1日で150キロくらい移動するらしい。恐ろしい。
最悪の計算では、3か月で20倍、9か月後には8000倍に増えるとのこと。。。
バッタがいなくても、この地域は貧困が深刻なのに、さらにバッタが襲いかかる・・・
なんでや!なんでそんなにバッタがおるんや!!
何とかならんのか!
というアナタの疑問にお答えします。
まず、なんでか?という質問ですが、気候変動が大きな理由だと言われています。
海面の温度が上がり、ハリケーンが頻繁に起こったことで、サバクトビバッタが異常発生したそうです。普段は群れないのに、異常発生により群れるようになっているという情報もあります。
次に何とかならんのか?という質問ですが、殺虫剤をドローンで散布する予定だそうです。
一日150キロ飛ぶバッタの群れに対して、どこからどこまで殺虫剤を散布するの?人間は大丈夫なの?心配です。さらに、これも早くしないと、先にもお伝えした木の芽時にバッタがまた大量に発生してしまうのです。
そこで、昆虫食としてバッタは食べられないのか!?
もし加工して食べられるようになれば、アフリカ北西部の貧困は解決するのでは!?
食べ物としなくても、肥料として加工したら、穀物がよく育つのではないか?!
など、今関係各所が必死に何か(何か、、はわからない・・・勉強中です)案を考えていると思います。どうしても頑張っていただきたい!!!
というお話しでした。
リンクを貼ろうかなと思ったけど、各自でググってください。
リンクから、うっかり見ちゃった・・・ってなると困るので、本当に興味がある方だけ「サバクトビバッタ」とググれば、大量に様々な情報を見ることができます。
私たちが何ができるか、さっぱりわからない。直接何かできるかは分からない。
ちなみに日本としてはこのように支援しています。ケニアに向けての支援。外務省HPより。
日本からの直接投資
2011年 1億円
2012年 2億円
2013年 10億円
2014年 -2億円(きっと2億円のはず)
2015年 8億円
2016年 3億円
日本銀行「国際収支統計(業種別・地域別直接投資)
もちろん全く何もしてないわけじゃなかったので安心しました。
でも、私たち個人が「今すぐ」できることと言えば、この現状を知ること。
まずは本当にそれ以外ないと思います。
今私からお伝えできるのは以上です。
皆さんは何を思いましたか?
別に私に教えてくれなくてもいいんです。何か感じてもらえばと思っています。
子どもさん向けのセミナー開催します。
残2組となりました。ありがとうございます!
投稿者 なるかわ