去年は121位でした。
156カ国中です。
1位あがりましたね!パチパチ!!
この1年間、ジェンダー に関して多くの声があがり活動が生まれ、1位上がりました。
多少なりとも、ジェンダーの活動をしている者としては、気が遠くなる気持ちすらします。
それでも上がって嬉しいです。
先日、大学時代のバイト先の店長と電話で話しました。
店長は私の7つ上で、男性です。
今は正式な役職はわからないけど、新宿でなかなかの役職でお仕事をしています。
私がジェンダーに力を入れていると伝えたら
「めちゃくちゃ興味ある。ハラスメント関係で職場で相談を受けることが多々ある。」
と言うので、話をしました。
話したところ「ジェンダーって身近な問題じゃん」って言うので、ずっこけました。
ジェンダーに関心がある人でも、他人事な感じがショックでしたが、彼にも私にもこの感覚はとても大切です。また、「男性・女性とかじゃなくてさ、人として尊重しあえるのがいいと思うんだよね」と言うので「そりゃそうですよ。でもまず土俵が違いますから。女性だから入試で減点され、お給料は安い。この状況で人として尊重する/しないのレベルの話はできないですよ。」と言う話をしたら「刺さったわ・・・」と言われました。そうか、刺さるのか・・・私の感覚とだいぶちがうな。など思いました。これらのやり取りで彼が不勉強だとか悪いとか思いません。むしろ・・・
なんやかんや言いながら、私はとても嬉しいのです。
男性もジェンダーに関心をもっていることを表明して、知ろうと耳を傾けてくれる時代が来たことが嬉しい。今まではそんなの言われなかったし、男が女を守るものだ。とか、少しのセクハラくらい愛嬌でなんとかしろっていう時代だったから。同時に私も「ジェンダーに興味があって、活動している」と言いやすくなってきました。嬉しいです。来年のジェンダー ギャップ指数は何位かな?下がらないように頑張っていきたいです。なお、下がるのは日本のジェンダー不平等が増えると言うことではなく、他の国がどんどん頑張るので追い越されている感じですね。温暖化もジェンダー問題も「現状維持では足りない」のです。だからといって、諦めたりすることなく、できることをコツコツとやるのみです。
次はひさしぶりに環境の話をしたいと思います!
お楽しみに。
投稿者なるかわ