先日は、またもや打ち合わせへ。

SDGsに興味や関心がない方にどうやって伝えるのがいいのか。
さらに言えば、伝えるだけでなく、何か行動に起こしてもらうにはどうしたらいいか。
など、話をしてきました。相手の方々も「行動に起こすには?」という、意識の高さに、私たちもさらに気合いが入りました。今回も堀が沢山話してくれました。
行動に起こしてもらうって、難しいですね。
行動に起こしてもらう、、というキーワードで思い出しました。

寄付しても貧困は続き、防げるはずの伝染病も広まってしまうアフリカや途上国で、どうしたら人々が予防接種を受けてくれるか(つまり行動を起こしてくれるか)という話です。SDGsだけでなく、伝えるだけでなく、何かを行動に繋げてもらいたいと思って悩んでいる方はぜひご覧下さい。
以下は、彼女が最後にまとめた部分です。日本語に訳されているので、コピペしました。私が訳したわけではないので信頼できます。
私たちは今 行動に移すべきです。簡単にはいきません。地道な作業です、実験をし続け 時に実践によって 空論を負かさなくてはいけません。アプローチも場所によっては 変える必要があります。非常にゆっくりとした作業ですが 他に方法はないのです。私が提案しているこの経済学は 20世紀の医学のようなものです。ゆっくりとした熟慮の末に なされる発見です。奇跡的な解決法はありませんが 現代医学が毎年 何百万人もの命を救っています。それは私たちにもできるのです。
今なら 冒頭で私が質問した― 大きな質問に戻っても良いかもしれません。過去に費やした援助が 差を生みだしたかどうか 述べることはできませんが 30年後に この場に戻り “私たちのやったことが 良い方向へ進んでくれた!” と 言えるでしょう。その可能性と実現を信じています。
エスター・デュフロ: 貧困に立ち向かう社会的実験より
たまに私は気が遠くなります。今やっている事の成果は20年30年先に分かるはずです。だから、気が遠くなって、ひとりでこっそり途方に暮れる時があります。それでも、デュフロさんのおっしゃる通り、「私たちのやったことがよい方向へ進んでくれた」と言える日が来る可能性と実現を信じたいと思ってます。だから、大きな事はできなくて良くて、少しずつ活動していきたいと思います。
2/2にはイベントを開催します。
お子さんと参加できますので、よかったら来てね。

投稿 なるかわ